みんなのためのお口の健康豆知識
口腔機能の向上
「口腔機能の向上」で窒息死予防
2010年3月4日に厚生労働省の発表によると、2008年の死因で「不慮の事故死」は、「がん」「心疾患」「脳卒中」「肺炎」に次いで5番目に多かったです。その「不慮の事故死」の内訳は、食べ物を詰まらせる「窒息死」がトップで「交通事故死」を上回っています。
日本人の死因(2008年
2010年3月4日 厚生労働省発表
第1位:がん
第2位:心疾患
第3位:脳卒中
第4位:肺炎
第5位:不慮の事故死
不慮の事故死の内訳
第1位:窒息(9,419人)
第2位:交通事故(7,499人)
第3位:転倒・転落(7,170人)
第4位:水死(6,464人)
高齢者(65歳以上が)「窒息死」の85.7%(8,072人)を占める!
「窒息死」の中で、高齢者(65歳以上)が85.7%をしめる。
窒息予防は、よく噛んで細かく砕いて唾液を混ぜてのみ込むことです。特に高齢者では、噛む力とのみ込む力を向上させることです。(唇、舌、顎のストレッチ運動や呼吸の練習などで、口腔機能の向上)
嚥下体操
九州歯科大学附属病院高齢者歯科摂食機能リハビリテーション科